奨学金を借りれていると消費者金融の審査に影響するのか?

 

学生の時に奨学金を借りることはあります。奨学金には給付型と貸与型があり、貸与型は無利息、有利息の違いはあれど返済しなくてはいけません。

 

ただ奨学金の返済ができなくなるといった人が増えているそうです。カードローンの返済が遅れたら審査に影響がでます。奨学金もカードローンと同じく借金のため、審査に影響があるか説明していきます。

 

今回は一般的に利用されているJASOO(日本学生支援機構)の奨学金で説明していきます。

 

奨学金と消費者金融審の査は関係ある?

 

カードローンの返済状況を調べるためには、消費者金融等は信用情報機関へ照会をして信用情報をチェックする必要があります。

 

消費者金融等は信用情報を照会する代わりに、契約内容や返済状況を信用情報機関へ提供し登録することになります。信用情報機関は3つありますが、照会するにはそれぞれに加盟しなくてはいけません。

 

奨学金が信用情報に登録されるかは、JASOO(日本学生支援機構)が信用情報機関に加盟しているかを調べればわかります。JASOO(日本学生支援機構)は信用情報機関の1つKSC(全国銀行個人信用情報センター)へ加盟しています。KSCのHPはこちら

 

つまり奨学金の返済状況は信用情報へ登録されるということです。

 

返済が遅れた場合だけ?奨学金を借りているだけでは影響なし?

奨学金と信用情報

上記表はJASOO(日本学生支援機構)のHPにあった図になります。

 

赤で囲みましたが、KSC(信用情報機関)へ登録されるのは延滞情報のみです。

 

カードローンのように申込時に信用情報を調べたり、借入額等を登録することはありません。つまり返済を遅れずやっていれば、カードローン等の審査に影響を与えることはありません。

 

延滞情報は返還開始後6ヶ月経過時点で延滞3ヶ月以上、6ヶ月経過後以降は、延滞3ヶ月になった時点で登録されることになります。延滞情報は異動情報とも呼ばれ、一度登録されると、その後返済を開始しても5年~10年は信用情報から消えません。

 

KSCへ登録されると、その他の信用情報機関でも共有されることになります。つまりKSCに加盟していない消費者金融等も延滞情報がわかるため、審査に通ることが難しくなります。

 

いつから信用情報へ登録されるようになったのか?

 

信用情報を提供・登録するには本人の同意が必要となり、勝手に提供・登録をすることはできません。

 

奨学金も申込する時に、提供・登録することに同意しなくてはいけません。同意しないと奨学金は借りることができません。

 

延滞している人の多重債務化防止のため、この同意が必要になったのがH21年4月以降に貸与を受ける人からです。

 

それ以前から借りて返済している人は、強制的に同意をする必要はなく、納得すれば同意すればいいそうです。提出していなければ延滞をしても、信用情報に登録されることはありません。

カードローンでも申込する時に信用情報の取扱いについて同意する必要があります。その時点で同意しなければ審査は進んでいきません。

奨学金返済のためにお金を借りることはできるのか?

 

奨学金返済のためにお金を借りることが、良いか悪いかはさておき、借りることはできます。借入理由は別にものにしておきましょう。

 

奨学金の返済方法は口座振替となり、振替できなければ翌月に2回分返済することになります。そしてその2回分は必ず返済するようにしましょう。

 

先ほども説明していますが3ヶ月延滞すれば信用情報に登録されるため、1回延滞では信用情報に登録されず影響はありません。

 

翌月2回分入金できればいいですが、何らかの理由でできないことが分かっているのであれば、カードローンの利用もありでしょう。放置すれば異動情報が登録され、その後ローンが組めなくなります。

 

ただ、それは一時的に収入が無かった場合であって、今後も返済ができる目処が立っていないなら、カードローンを限度額まで使って、奨学金の返済に使うのではなく、JASSO(日本学生支援機構)へ相談しましょう。

 

奨学金では入学金は払えない?教育ローンで借りる?

 

奨学金が貰えるのは、学生が入学してから毎月振込されます。つまり入学金や前期の授業料に使うことができません。

 

一般的には、貯蓄等で授業料等は支払することになります。授業料は用意できない時は、銀行の教育ローンを利用するのがいいかもしれません。

 

教育ローンは、カードローンより金利が低く、5%くらいになっています(銀行によって違います)。

 

教育ローンは奨学金とは違い、契約後すぐに借入することができますが、返済は在学中からしなければいけません。奨学金の契約者は学生、教育ローンの契約者は親などがなります。